クラスター爆弾禁止条約

 国際社会ではCMCや赤十字国際委員会(ICRC)の要請を受けて、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)で議論が重ねられてきたが、様々な国の利害が衝突し、禁止には至らなかった。そこで、CCWを離れて、ノルウェーやアイルランド、ニュージーランドといった諸国が中心になって、クラスター爆弾を禁止する条約作りが始動した。07年2月、最初の会議がノルウェ一の首都オスロで開催されたことから、条約作りの過程は 「オスロ・プロセス」と呼ばれるようになった。会議を重ねて行き、08年5月に109カ国の賛同を得て 「クラスター爆弾禁止条約(通称オスロ条約)」が採択された。08年12月に調印式が行われ、30か国の批准から半年後に発効することになっている。
 オスロ条約では、特定の対象 (禁止除外)以外、過去に使用されたことのあるクラスター爆弾の99%が禁止対象となっている。保有するクラスター爆弾は8年以内に廃棄し、除去は10年以内に実施する、直接被害に遭った本人だけでなく、家族やコミュニティーも被害者として支援することが盛り込まれている。
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