市販薬の副作用

年末年始は会社や学校が休みになりゆくりと自分の時間を楽しめる反面、日頃のルーティンとは違った生活になるため体調を崩しやすくなる時期でもあります。
またこの時とばかりにお酒をガンガン飲んだり、お節や外食する機会も増えることで、あっという間に体重が増えてしまう人も少なくありません。

人って案外勝手なもので、健康な時には健康であることに感謝している人は少ないです。
また市販薬に対しても日頃そんなに使う機会が少ない人ほど用法や用量を守らない傾向にあります。
ですが例え市販薬といえども副作用はありますから何か起こってからでは遅いのに、起きてしまってから製薬会社や他人のせいにしたがる人もいるようです。

実際に起こっている副作用がどれほど多くて重篤かご存知でしょうか。
過去5年間に製薬会社から厚生労働省に報告された、市販薬の使用が原因とみられる重篤な副作用を起こしたものは1200件以上にも上ります。
中には命を落とすものもあり、十分注意して使用する必要があることなのです。

先日テレビで紹介されていたのは、鎮痛剤を使用して左目を失明したという副作用の例でした。
最終的に出た診断結果は「スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)」を発症しているというものです。
これは薬の成分に体の免疫が過剰反応してしまうことで起こるもので、皮膚や粘膜に炎症が広がり深刻な事態にもなり得るものなのです。

市販薬(医師の処方箋が不要でドラッグストアで購入できるもの)購入すると、箱や中に取扱説明書が入っていて、用法や用量が記載されています。
ただ、副作用については記載されていないことや、市販されている薬は効き目が弱いと勝手に判断しがちなことから、重篤な事態に発展してしまうということも一つの原因です。

ただ薬剤師ではないし、薬剤師ほどの知識を身に付けるのは一般人には無理な話しです。
対処法として考えられることは、本屋さんに行くと薬の副作用について書かれているものがありますから、家庭の医学同様に一冊自宅に準備しておくといいかもしれません。
何か起こった時に調べられれば早い段階で治療を受けることもできるでしょうからね。

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